参加予定だったイベントが軒並み中止になり、すっかりご無沙汰してしまいました。
久しぶりのブログ更新となります。
いまさらですが、lean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計を読みました。
DI(依存性の注入)やSOLID原則等、言葉としては聞いたことがあるが、いざ説明しようとすると難しい内容について、内容とその用途を論理的に解説してあります。
実際にプログラムに落とし込むには本書一冊では不足ですが、システムの設計を俯瞰する教科書として有用なのではないか、と思います。
プログラミングにあまり慣れていないメンバと仕事をする際、オブジェクト指向はおろか、そもそも構造化プログラミングの考え方自体できないことが多かった記憶があります。
その都度歴史的な経緯を踏まえて、構造化プログラミング、オブジェクト指向、関数型プログラミングの説明をしていました。
本書は前半部分でそのあたりの歴史的経緯をきれいにまとめてあります。
本書の内容を一読すれば、目の前のプログラムを実装するのに精一杯なメンバに対して、ひとつ上位の視点を提供する役に立つかもしれません。