h.yamada/ 2023年 5月 17日/ 技術

こんにちは、ヤマダです!
最近は風邪を引いたり、リリースがあったりバッタバタで過ごしておりました。
やっと落ち着いてきたのでブログを書こうと思います。

今回はQlikSense(SaaS)のUIの新機能を紹介したいと思います。

全部で4つあります。
1.シートのグリッド間隔の設定
2.リストボックスのデザインの追加
3.シート背景の変更
4.新しいストレートテーブルオブジェクトの追加

シートのグリッド間隔の設定

今まではシートのグリッド間隔は「広い」「中間」「狭い」の3種類でしたが「カスタム」が追加されました。「カスタム」を選択しグリッド間隔を狭くすることにより、オブジェクトの配置が詳細に設定できます。

リストボックスのデザインの追加

リストボックスのデザインのデザインの種類が増えました。
「コンパクトビュー」「チェックボックスモード」「ヒストグラム」のが設定できるようになり、列数、行数の設定も可能になりました。列数が設定できるようになったのは非常にありがたいです。

シート背景の変更

背景を変更できるようになりました。画像ファイルの設定も可能です。

「Straight table」オブジェクトの追加

カスタムオブジェクトに「Straight table」が追加されました。
これは既存の「テーブル」オブジェクトとは違い、表示項目の変更、列位置の変更、ソートの操作が可能です。表示項目の変更ができるのは非常に強力な機能ではないかと思います。
以下設定方法になります。

1.カスタムオブジェクトから「Straight table」を選択し軸、メジャーを定義

2.プロパティ設定

チャート探索のプロパティをONにします

3.操作

オブジェクト上で右クリック→「チャート探索」を選択すると、項目の設定ができます。
チェックボックスで表示の有無、項目上下にドラッグすることで表示項目の順序の変更可能です。

最後に

QlikViewの機能がSenseにも実装されるのは非常にありがたいです。
特に「Straight table」のような機能はIslandテーブルを作成する必要があったのですが、簡単に実装が可能になります。

本日はこんなところになります。ではまた!

About h.yamada

初めに触ったBIはPentaho、QlikView約10年、特にQlikを使用した基盤構築やってます。 Tableau Desktop Certified Associateの資格も持ってました(有効期限切れ)