a_hamada/ 2023年 2月 27日/ 技術

こんにちは!濱田です。
札幌は最近暖かい日が増えてきて、所々雪が溶け始めています。

今回もQGISについて書いていこうと思います。

地図データ(ノード情報)の読み込み

早速ですが本題に入ろうと思います。
前回同様地図データをQGISに読み込んでいきます。
まずは前回河川のライン情報を読み込んだQGISプロジェクトに、同じく河川の点情報を読み込んでいきます。
ライン情報を読み込んだ時と同様に、下記画像赤枠部分に点情報を持ったshpファイルをドラックアンドドロップします。
node追加前

そうすると画像のようにこれまで線の情報だけだった画面に点の情報が追加されると思います。
※点が密集していて気持ち悪いですがご了承ください…
※前回同様CRSが正常に設定できていない場合は修正します。
node追加後

ラベルの表示

続いて私がQGISを使う際によく使うラベルの表示の仕方について書いていきます。
今追加した点の情報をラベルに表示してみます。
先ほど追加した点情報のレイヤ名を右クリック→「プロパティ」をクリック
表示される「レイヤプロパティ」ウィンドウ左側のメニューから「ラベル」を選択
ラベルメニュー

デフォルトではプルダウンメニューで「なし」が選択されているので
プルダウンメニューから「単一定義」を選択します。
表示が変わりラベルについての様々な設定項目が表示されます。
「値」のメニューから表示したい属性値を選択します。
入力欄左側のプルダウンを押すと点に付与されている属性値の一覧が表示されます。

ラベルメニュープルダウン

今回は「河川端点ID」についての属性値である、「W05_000」を選択して表示してみます。
選択出来たら「適用」→「OK」をクリックします。
うまく表示できると画像のように各点に設定された「河川端点ID」が表示できます。
※ライン情報のレイヤも同様にラベルを表示することができます。

ラベル追加後

※あまり縮小しすぎると何が何だか分からなくなるので、画像は札幌付近に拡大しています

点を属性値ごとに色分けしてみる

続いて点の色をその点が持っている属性値によって色分けする方法をご紹介します。
とは言ってもやり方はほぼラベルの追加方法と変わりありません。
先ほどと同じく点情報のレイヤ名を右クリック→「プロパティ」をクリック
表示される「レイヤプロパティ」ウィンドウ左側のメニューから今度は「シンポロジ」を選択

シンポロジメニュー

デフォルトではプルダウンメニューで「単一定義」が選択されているので
プルダウンメニューから「カテゴリ値による定義」を選択します。
画面の表示が変わり、値の選択ができるようになるので表示する属性値を選択します。
今回は標高についての属性値である「W05_011」を選択してみます。
ラベルと同じく選択したら「適用」→「OK」をクリックします。
うまく表示できると画像のように標高ごとに色分けされて表示されます。
(色が多くて見づらいですね…すみません…)
カテゴライズ

※属性値ごとの色分けも、ラベル同様ライン情報のレイヤにも適用できます。

まとめ

今回は点情報を持ったshpファイルの追加
それからラベルの表示、属性値で色分けする方法について書きました。
個人的に結構よく使う機能なので、参考にしていただければ幸いです。

次回もQGISについてもう少し書いていこうと思います。
それではまた!

About a_hamada

2020年9月からWebプログラマに転向した半人前 日々勉強することばかり。 最近使っている言語はもっぱらPython